ここから本編。
全然上手くはないですが説明ということでご容赦いただきたく。
そもそもスクラッチとは何か。
具体的な定義があるわけではないのですが、ここでは説明のために
「レコードの特定の一部分を使って、リズムよく音を出すこと」
とします。
具体的に見てみましょう。
まず使用する音はこちら。*1
これを音に合わせて前後に動かすとこうなります。
誰しも最初にイメージしているスクラッチ像ではないでしょうか。
レコードの前後動のみで音を出すのを「ベイビースクラッチ」といい、最も基礎的なスクラッチ技術であります。
さて、とりあえずこれは先の定義を満たしていますが、音としては単調です。
ここから更に発展させましょう。方向性は2つ考えられます。
1. リズムに変化をつける・動きを複雑にする
先程は一定の動作を繰り返すだけでしたが、動きに変化をつけるのは当然考えられることです。
例えばこういう具合。
やっていることは割と適当ですが、意図するところは分かっていただけるかと。
この辺りは見た目にもわかりやすいですね。
2. 音のオン・オフを切り替える
先程はレコードのみを操作していましたが、もう一つミキサーという音を切り替える機材がありました。
これを使うと必要な音のみ出す・必要のない音を消すことが可能で、多様な音を作り出すことができるのです。
まず一つ例を挙げましょう。
違いが分かるように後半部分では最初のベイビーと交互に入れています。
レコード側の動きは先程と変わりませんが、クロスフェーダーを動かす*2ことで折り返す動きとなるところの音を消しています。
レコードの動きとフェーダーのオンオフを適当に図示するとこういう感じ(点線部分がフェーダーオフによる無音部分)

ここでは
- フェーダーを基本中央のオン状態にしておき
- 必要なタイミングで右側に動かしてオフにし
- また中央のオンに戻す

ということをレコードの動きに合わせてしています。
もう一つ見てみましょう。
今度は先程とは逆で、レコードを動かしている最中の音だけを出しています。
これも図示するとこういう感じ。

これも先程とは逆で
- フェーダーを基本右側のオフ状態にしておき
- 必要なタイミングで中央側に動かしてオンにし
- また右側のオフに戻す

ということをレコードの動きに合わせてしています。
このようにレコード側の動きとフェーダー側の動きというものがあり、それを組み合わせることで多種多様な音を出しているのです。










